ホランドは職業上の興味を、企業的、慣習的、現実的、研究的、芸術的、社会的の6つに分類し、この興味分野に基づく6つのパーソナリティ・タイプを6角形で表現しています。そして、
といった関係を見出しています。
※6角形の各項目をクリックすると、詳しい説明が表示されます。
職業心理学者プレディガー(D.J.Prediger)は、このホランドの6角形モデルの根底に、[データ/アイディア]と[ひと/もの]という二極化されたワーク・タスク・ディメンションがあることを発見しました。このワーク・タスク・ディメンションは、CPS-Jの結果であるワールド・オブ・ワークマップを開発する基礎になっています。
[データ/アイディア]、[ひと/もの]の2軸と,あらゆる職業は、密接な関係があります。これをホランドの6角形と重ねることにより、ホランド・タイプと具体的な職業を結びつけるワールド・オブ・ワークマップが完成します。CPS-Jでは、具体的な職業を23のジョブ・ファミリーに分類しています。
ジョブ・ファミリーとは、実社会にある職業について、仕事の内容や特色が似ているものをまとめて23に分類したものです。これらのジョブ・ファミリーは、実際に職業に携わっている人たちの興味プロフィールや職務分析結果から導き出されたワーク・タスク・ディメンション([データ/アイディア][ひと/もの])を、職業の目的や背景なども考慮に入れて、ワールド・オブ・ワークマップ上に位置づけたものです。
23のジョブ・ファミリーは、それぞれの特徴、職務遂行上の典型的な行動例がまとめられています。
CPS-Jを受けることによって、あなたのホランド・タイプ(パーソナリティ・タイプ)を把握することができ、さらにワールド・オブ・ワークマップにより、あなたに合った仕事を探索するのに役立つ、具体的な職業名があげられたジョブ・ファミリーが明らかになります。