中小企業診断士は、現代のビジネス社会でもっとも注目を集めている資格のひとつです。
高度な専門知識と実践的なコンサルティングスキルを備えた中小企業診断士は、いわば経営者の「パートナー」。
経営者にとってこれほど心強い存在はいないはずです。
独立してプロの経営コンサルタントを目指す方はもちろん、企業内でも中小企業診断士資格は強力な武器となります。
企業を取り巻く経営環境の変化はますます激化していますが、柔軟で、かつダイナミックな経営力がなければ、大企業でさえ生き残ることが難しい時代と言えます。
こうした厳しい経営環境の中で、様々な経営課題を抽出し、そして解決し、ゴーイングコンサーン(継続企業)を支援し、発展性のある方向へ企業を導いていくことが中小企業診断士の役割です。
とくに経営体質が弱く、多種多様な難問を抱える中小企業にとって、高度な専門性と実践的な問題解決能力をもつ専門家・中小企業診断士に大きな期待が寄せられています。
さらには、創業や新規事業開発に関して、国の施策を含めて的確な助言能力を有する専門家が強く求められています。
しかし、そのニーズの高さに比して、中小企業診断士の絶対数はまだまだ不足しています。
そのため、これからも中小企業診断士の活躍フィールドは拡大し続け、その資格取得価値は高まり続けていくことでしょう。