高知大学卒業後、株式会社内田洋行に入社。情報システム事業部に配属後、民間企業向けソリューションビジネスに従事。現在、経営課題・事業課題の達成に向けた、診断業務および提案活動を行っている。また、出身地である兵庫県加西市と東京地区在住者の絆を繋ぐ東京加西会理事を務める。
中小企業診断士となるためには、1次試験合格者には、2つの選択肢があります。1つめは、2次試験合格及び診断実務または実務補習を経ること、2つめは、中小企業診断士養成課程(以下、養成課程)を修了することです。私は、当初、2次試験合格を目指していましたが、模擬試験の成績が安定せず、合格への手応えを得ることができませんでした。その中、養成課程の存在を知り、各養成機関の情報収集をする中で、「何のために、中小企業診断士になりたいんだ?」と自問自答する気づきがありました。振り返れば、試験勉強に明け暮れる毎日で、いつの間にか合格が目的となっていました。「そうじゃない、不透明な時代において、企業の持続的成長、そこで働く人がいきいきと自己実現できる未来に・・・そのサポートをできる中小企業診断士になりたかったはずだ」と、本来の目的に立ち戻ることができました。そのためには、①企業診断スキルを十分な企業診断を持って体得した実務者となること、②豊富な診断士ネットワークを築くこと、③一方で、ビジネスマンの時間的制約の中で達成できること、が条件となり、この3つの条件を満たしてくれたことがこの講座を選んだ理由・きっかけとなります。
もし、私のような考えで、中小企業診断士の登録を目指しておられる方であれば、日本マンパワーをお勧めできます。
・大学教授、プロコンサルタント、実際の経営者など、一流の講師陣から”最先端の講義”が受けられました。
・5回の企業診断実習を通じて、講義で得た知識・中小企業施策を実践したことで、コンサルティングノウハウを得ました。
・12か月間を共にした同期メンバーは、診断士仲間に留まらず、一生付き合える仲間(財産)となりました。
・「相当しんどいのではないか?」と思われると思いますが、実態は・・・やはりしんどいです。しかし、中小企業診断士の資格要件を満たすためには、当然だと思います。ただ、養成課程の事務局スタッフは専任制で、一人ひとりの制約に応じて修了までサポートしてくれます。これは精神的に助かりましたので、安心してください。
現在は、企業内診断士として、民間企業向けソリューションビジネスに従事しています。取得前に比べると、企業環境を踏まえ経営を俯瞰する見方ができるようになり、お客様の期待に応える提案品質が高まったように感じます。また、資格取得の機会を与えてくれた会社への恩返しとして、社内の中小企業診断士を集って、若手メンバーへのフィードバックを行っており、好評?のようです。
中小企業診断士登録を終えた今、「企業の持続的成長、そこで働く人がいきいきと自己実現できる未来に・・・」そのサポートをできるスタートラインに立つことができました。千里の道も一歩から・・・ソリューションビジネスにおいて、1社1社のお客様、1件1件の提案を大切にして、中小企業診断士としての信任を積み重ねていきたいと思います。そして、ビジョンですが、地方の制約(資本・規制)が改善され、地方と全国・地方と世界が繋がる(OneWorld)に携わる仕組みを創りたいです。